銘菓
門外不出の家伝の製法と、今日の技術を巧みに融合。通りを賑わせた看板銘菓。
四季の移ろいも麗しき、
鴨川のほとりにそっと揺れる
京菓匠の暖簾は、代々伝わる
技と心を受け継ぎながら
風趣に富む京菓子の極みを
今もって求め、こしらえ続ける。
その昔、方広寺の大仏詣になると
決まって賑わう一軒の茶屋があった。
その店から生まれた銘菓こそが、
今もって人々に愛され続ける所以である。
その昔、茶人たちが愛した粋な遊び心を
忘れることなく、日々の仕事に思いを馳せる。
「茶壽器」を始め、当家の妙趣に富む
菓子は、ゆえに門外不出の技となる。
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