京菓子図会「昔の和菓子」
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今回は端午の五月にふさわしい版画を選びました。 向附の羊羹は引茶羊羹で菖蒲を描いたものにそれより少し薄めの羊羹を流し冷やし固めたものです。右手前の折兜(かぶと)はなんと練切。折り目のところは練切を薄く延ばして包丁で切ったものをつけています。左手前は白雪餅をキャンバスに見立て、井筒を焼印で押したものに、花は練切を薄く延ばして型で抜いたものを置いて作ります。黄色い橘は羊羹で描くと書かれています。 |
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この木版画は、当店に古くから残る 和菓子の見本帳よりピックアップしたものです。 |
制作・著作権 甘春堂 1999.11-2004
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