如月(2月)
節分 (2月3日)
節分は立春の前日で、疫神楽、追灘式節分の当日には大祭があつ、古いお札などを焼く火炉祭追儺式はまた「鬼やらい」ともいい、平安時代の初期から催されています。黄金4ツ目の仮面をかぶり蛮族さながらの大舎人が玄米朱裳を着けて楯矛をもった方相子と、子供たちを従えています。赤鬼青鬼が鉄棒を持って来ます。年男は上郷が桃の木の弓、葦の先をつがえて疫鬼を射ます。また鰯(いわし)の頭を柊の葉にさして門口にさしておきます。(門守)京都の習廣としては吉田神社、壬生寺が有名です。 ●福豆・・・桃山生地でアンを包んで、豆の形にして焼いたお菓子。 ●お多福…阿亀ともいい豊かな顔の福神系に属し、この面がつくられた頃はよい人相、福相と見られました。茶菓としてのお多福は落雁で出来ており、節分の福の神に取り合わせられます。 ●枡(ます)せんべい 四方形種に焼筋を入れ豆ますの形をあらわしています。他にもねじり棒・豆落雁のような菓子も用いられます。 ●お勧めのお菓子・・・「吉祥豆」(すあま) |
バレンタインデー
西暦1207年2月14日、ローマ皇帝クラウディウスが自由結婚を禁じたのに反抗して殺された聖人バレンチヌスを祭る日。14世紀頃から男女の恋愛に結びっけられる様になり、日本には戦後、アメリカから伝えられました。今では、知らない者がいないくらい普及してきた外国の風習の一つでもあります。この日から小烏が交尾をはじめると伝えられ、恋人達の間にハート形をした送り物や、キューピットなどの絵を描いた恋文を贈る習慣があります。やぶれた恋も、聖人バレンチヌス(バレンタイン)に祈れば、もとに返るともいわれ、またこの日は女性から男性に愛の告白をしてもいい日とされ、恋文を出すことも許されることになっています。 ●お勧めのお菓子・・・バレンタインデー菓子(甘春堂特製) |
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