YOU ARE HERE⇒ホーム>和菓子ミュージアム>上生菓子「菊」の製造風景(3)
29.これが「三角べら」です。 | 30.もう一度きれいに形を整えます。 | 31.ここからが見所・・・。 | 32.三角べらの角で、丸の上部真中(てっぺん)に軽く印をつけます。 |
33.印から下へ向かってすっと三角べらで線を描きます。 | 34.左手をリズミカルにまわしながら、右手ではの三角を回して、菊の模様を描いていきます。 | 35.あっという間に菊らしくなってきました。両手を動かしながら作るので、器用さが問われるのでしょうねえ・・・。 | 36.菊の模様が描かれました。三角べらを押しあてる強弱によって、模様の強さ、全体の形が変わります。 左は、少しゆるめに押してもらったものです。菊の表情が変わりますね。 |
37.三角べらの角にはへこみがついていて、中には菊のめしべ部分の模様が彫ってあります。 この部分を製造用語で「におい」といい、お菓子の大切な部分です。 |
38.黄色のあんを詰めます。中はくっつかないようにあらかじめ湿らせてあります。 | 39.菊の本体に黄色のあんを落とし込みます。 | 40.この作業を「においをつける」といいます。なるほど、これで上生菓子に香りが吹き込まれました。 |
41.上生菓子「菊」の出来上がり。 |
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いかがでしたか?上生菓子作りの行程は見ているだけでも華がありますね。こんな細かな作業ですが、職人さんの手にかかると、実際はあっという間に出来上がってしまいます。素人では決してできない伝統の技、大切にしていきたいものです。 |
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■職人さんの実演をこの目で見てみたい!そんな方は甘春堂・東店へ是非どうぞ。椅子に腰掛けながら、じっくりご覧いただけます。 |
【予告】 次回は上生菓子「紅葉」の製造風景です。お楽しみに!
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